第3話の芝野さんは、結構ずっと迷って悩んでいる人でしたね。あたしね、芝野さんは大企業の再生プロジェクトをいくつも成功させてきた人だからめちゃめちゃ優秀なわけで、もっとこう、サクッと考えてズバッと決断下して…みたいな人かと勝手に考えてました。ザ・スーパービジネスマン!みたいな。(ちなみに原作未読です)
でも、どうやらそれはこちら側の勝手な思い込みだったようです。
ハゲタカシリーズ『スパイラル』ドラマ化!著者・真山仁インタビュー
→https://plus.paravi.jp/entertainment/002514.html
《本作で一番重要なのは、実は芝野はちっともスーパーマンじゃなかったという気付きです。マジテックの再生に乗り出して初めて、芝野は「自分がやってきたことは、大手企業でしか通用しないんだ」と思い知り、そこで芝野は変わることができました。それは、書いている私も同じでした。》
あたしはハゲタカシリーズも見ていないので、これまでに描かれた芝野健夫がどんなスーパーマンだったかも知らないんですが、今作『スパイラル』で主人公となることで芝野健夫という人物が初めて深く掘り下げられ、生身の人間として描かれたということなのかな。
それもあって、これまでの芝野健夫を見てきた人にとっては「自分が見てきた芝野と違う」と感じさせちゃうんでしょうね。
でも、原作者がお墨付きを与えてますから。
この、玉木宏が演じている芝野が、本来の芝野健夫です

第3話のヒーローは、希実ちゃんでしたね

「私はかわいそうなんかじゃない!」
「希実は無理する!ママの喜ぶ顔が見たいから」
「誰かの喜ぶ顔」のために技術の革新や発展がある、それがマジテックと先代社長の信条でしたよね。
マジテックの人々は希実ちゃんを助けているつもりだったのが、今回はその純粋な気持ちに教えられた。
「誰かのために、無理をしてでも、諦めないで頑張る!」ことを。
もちろん、芝野さんも。
希実ちゃんに「いつ、私は出来るようになるの?」と無邪気に聞かれて、嘘もつけずに答えに詰まって涙目になってしまう誠実な芝野さん。
希実ちゃんが自分でやっとしゃぼん玉を吹くことができた時、誰よりも泣いてしまう芝野さん。
いまにも潰れそうな町工場に現れた救世主、のはずなのに、その彼が今回は小さな女の子に教えられ一歩踏み出す回でした。
今週の芝野さんは、考え込み、悩み、迷う人でした。
浅子さんに「優柔不断ですか?」と煽られちゃうほどね。
でもそれは、工場長の桶本さんが言ったように「知識も経験もあるからこそ」の逡巡だと思うんです。
下町信金の融資取りまとめの申し入れか、スプラ社&ADキャピタルのオファーか…なかなか答えを出さない芝野さんに対して、モヤモヤイライラする浅子たちマジテックの皆さん。
見ているあたしたち視聴者も、マジテック社員の視点で芝野さんの決断を待っていましたよね。早く決めてくれって。
今回はそういう回だったんだろうなって思いました。ストーリー的に、難しい状況を見極めようとする芝野を描いて、彼の用心深い性格を見せたかったのかなと。
今回ラストになってようやく、ADキャピタルの申し入れを受け入れることを決断したけど、「時にはリスクを冒してでも勝負に出ることも大事」とは言っても、ほっしゃんをまるごと信用すると決めたわけでもなさそうです。
確かに美味しい話すぎるし、芝野さんが危惧するように、マジテックの経営が今後どちらへ転ぼうとADキャピタルとスプラ社が損をすることはない…マジテックが危うくなればあっさり乗っ取られるだけ。もちろん芝野さんはそんなことも織り込み済みでしょう。
そして村尾とナオミトミナガ率いるホライズンに目をつけられた以上、こっちもマジテックをみすみす第三者に掠め取られることを良しとするわけがない。それも用心しなきゃならない。
まさにマジテックにとってこの状況が「前門の虎 後門の狼」であることに変わりはない。
芝野さんは村尾からホライズンに狙われていることを聞かされたけど、だからってそのまま村尾を信用するようなことはなくまだ疑っている。村尾とホライズンの関係にはまだ気づいていないけど、そのまま用心深くいてくれ~と願うばかりです…その男も狼ですよ~!
しかし、持ちかけられるうまい話に片っ端から飛びつこうとしてしまうマジテックの皆さん…芝野さんがいなかったらオレオレ詐欺にも簡単に引っかかりそうだとツイッターで言ってる人がいましたよ

芝野さんがいてくれてよかったですねーε-(´∀`; )
原作者が言う通り、芝野さんは決してスーパーマンではないようです。
でもきっと、一度決断したら力強く信じる道を進む人。もちろん用心深く。
きっとこれからマジテックが進む道には、たくさんの難題が降りかかる…芝野さんはそれもきっと想定しているはずで、何か起きても解決策を見つけるはず!
悩み、迷いながら。
希実ちゃん、希実ちゃんのママ、そしてマジテックの人々…芝野さんは、懸命に生きる人々をひたすら支え助ける人だけど、芝野さん自身も彼らに支え、助けられるんでしょうね。
ものづくりの魂と、その場所を守るのが芝野さんの仕事。
そのために戦う芝野さんの姿をたくさん見せて欲しいと思います。
そんな芝野さんの前に、もう1人の「ものづくりの魂を持った人」が現れましたね。
いよいよ来週はクロキンこと黒木くんこと、福士誠治君の登場です!
玉木君と福士君が一つの画面に収まってお芝居する姿…感慨深いですね~

「敵か?味方か?」なんて予告で煽ってましたけど、そんなん絶対味方ですよね?!
黒木くんが千秋様の敵なわけないもん!←だからのだめじゃないって

久々の共演、嬉しかったでしょうね~!何話したんでしょうね。結婚の話もしてるよねきっと

福士君演じる久万田が会社に来た時に、浅子さんと芝野さんが微妙なカンジになってたけど、浅子さんと久万田の過去にも何かありそうです…そして、芝野さんは恋愛の機微に疎いらしく…まぁ、そこはストーリーのスパイス的に楽しみましょう。
それにしても、Twitterでも指摘してる人がいましたけど、芝野さんのワイシャツのサイズはあれで合ってるんでしょうか

同じようにワイシャツ姿の望くんと比べても、かなりパッツンパッツンで、腕から肩から胸板からガチムチなのがバレバレ…ごちそうさまでございました


この記事へのコメント
パープルポテト
『スパイラル』原作はさーっと読んだのですが、派手なやり方で解決するのがハゲタカ(何せ資金もあるし)で、探りつつ妥協点を見つけていくのが芝野さんなのかな、と感じました。「妥協」というと言葉の印象が良くないかもしれませんが、集団を動かす(集団で動く)ための3大要素は「協力・競争・妥協」ですから(と、昔 本で読んだのですが、書名を忘れました)。マジテック内では協力はできているので、久万田(福士くん)が加わって競争の要素が入ってくるのかなぁ、と。そして芝野さんは苦悩しながら、妥協できる地点を探るのではないでしょうか。
希実ちゃんは、原作よりずっと大きい存在で、大人が言うと反発を買うようなことも、希実ちゃんが言うと、すーっと入ってくるから良いですね。
芝野さんのシャツ…玉木くんはドラマに出る時は、スタイリストさんもヘアメイクさんもそのドラマ担当の人にお任せみたいだから(『スパイラル』では真矢さんだけヘアメイクが別の人)、あのシャツのサイズはこのドラマ担当のスタイリストさんの好みなんだと思っています。
マリソル
いつもブログ楽しみに拝見しているものです。
一方的に楽しんでいてすいません。
玉木くんのドラマはいつも玉木くんしか
目にはいってこないので初回は内容が
頭にはいってこないんです(^_^;)
2回目でストーリーや他のところにも
目がいき面白いじゃん!となるパターンです。
スパイラルもそんな感じで。。
なのですももさんのコメントに共感です。
柴野さんのシャツはツッコミいれつつ
見たいのであのままでいいです(笑)
すもも
なるほど、今回の監督は「あな家」の方だったんですね!画面分割確かに印象的でした。
探りつつ妥協点を見つけるの芝野さん…「協力・競争・妥協」の説明、すごくわかりやすいです。久万田の登場でストーリーがどう動くか、すごく楽しみです!
芝野さんのシャツはスタイリストさんの好み説、呟かせていただきましたm(__)m私もその節に一票!
すもも
お読みくださってありがとうございます(*^^*)
「いつも玉木君しか目に入ってこないので初回は内容が頭に入ってこない」←なるほどそのせいか!って思いましたわ~(^^;; 私もそれですきっと。集中して全体を見れていなかったのかも
芝野さんのシャツは私もあのままがいいです!ガチムチのパッツンパッツンでOKです
トマト
大企業再生のやり方では、マジテックでは通用しないというのが良く分かっている芝野の慎重な態度が工場の皆は乗り気満々で、こんないい話なのに・・と理解してもらえず浅子さんには芝野さんって優柔不断ですか?なんて言われてしまうほど、見ていても最後まで皆には余り説明しない芝野にやきもきしましたから。
そんな芝野に村尾が情報をもたらしている。隠された裏の顔に騙されないでぇと3話にのめり込みました。
希実ちゃんの心に寄り添う玉木芝野は素晴らしかったです。
これからの展開で、久万田を加え芝野の能力が偉観なくスカッと発揮する場面が出てくることを期待しています。
台本に芝野は良く感激して涙すると書いてあるその場面ごとの表情豊かな涙目も美味しいです。
すもも
3話の芝野さんには見ているこっちも浅子さん並みにやきもきしましたよねアメリカ帰りの黒木君もとい久万田くんを加えての展開を、芝野さんの活躍を期待して待ちましょう!芝野さんは優しい顔も厳しい顔も困惑した顔も…いろいろな表情を見せてくれるのと、すごく等身大の役であるところがいいなぁと…エキセントリックなキャラクターの方が派手で目立つし演じるのも簡単だと思うけど。芝野健夫は「いまの玉木宏」の内面や人としての厚みが反映される役なのかもしれないなと思います。