はぁ~~~……

昨日の放送からずっと、いまだにズーンと悲しい気持ちを引きずったままです…しんどい。
きっと竜一の悲しみに過剰に反応してしまっているんですね。だからここに何か書くことで吐き出さないと、夜になっても明日になってもずっと悲しいままだな。だから悲しいけど頑張って書きます。えーん

だって、竜一の涙が辛すぎて。
玉木くんの涙はいつだって美しくて、あたしは玉木くんの泣きのお芝居が大好きなんだけど、昨日のは見ているこっちまでこたえました。。
冒頭からずっと、1時間ずーっと、竜一の苦悩と葛藤が描かれた第5回。実質第6話なので、物語としては折り返したところ、起承転結の転。
前回、美佐を窮地から救えたのはいいものの、あの場で竜一が姿を現してしまったことで、美佐の疑念をさらにあおってしまいました。
ひたすら、美佐を復讐計画に巻き込みたくないんですよ。お兄ちゃんだから。
クーデターをけしかける霧島晃には冷徹な眼差しを送る。
部下の凛子や砂川にもあくまでビジネスライクを崩さない。
でも美佐や竜二には、情愛タップリの眼差しになってしまう...
今回、鏡やガラスに映る自分の顔を見ては、辛そうに目を背ける竜一の姿が何度か映し出されました。
そこにに映る自分の顔に、過去に犯した恐ろしい罪人の姿を見る。
でもその顔は、自分ではない他人の顔。
竜一は鏡の中の自分を見るたびに、今の自分が何者なのかを見失いそうになるのではないか…
だとしたら、なんと苦しいことか。
金のために人を殺した、そのことへの罪悪感からいまだに悪夢に苛まれる…悪に染まり切れない竜一に、そもそもこんな復讐なんて無理だったんじゃ、と思わずにはいられません

そして否応なしに巻き込んでしまった妹を苦しめていることへの罪悪感が、さらに竜一を追いつめるんですよね。美佐からの電話が鳴るたびに竜一は追い詰められ、ギリギリの精神状態になっていくさまがしんどくてしんどくて…

もうやめなよ、もうすべてきっぱり忘れて、兄であることを打ち明けて、兄妹三人仲良く暮らしていけば…そう言ってあげたい。
ひとりはエリート官僚、ひとりはベンチャー企業のやり手社長。妹も安定の教師。
楽しく幸せに暮らしていけるよ?
亡くなったご両親もきっとそれを望んでいるよ?二人で妹を支えて守ってくれって。
・・・でも、それはできないんだよね。竜一は殺人者だから。
そして竜一はまだ気づいてないかもしれないけど、いや、気づいているからこそ苦しんでいるんだろう。竜一自身が他の誰かにとって「親の仇」になってしまっていることに。
因縁、ですよね。
この因縁からは逃れられない。両手足を搦めとられて動けない。
だから、やるべきことをするしかない。
でも、復讐計画の駒である霧島晃が苦しんでいることにすら、だんだん罪悪感を感じ始めているような。
復讐完遂の為だけに立ち上げた会社の部下たちに対してさえ。
竜一は竜二に「お前は優しいからな、向こうが傷つけばお前も傷つく」と言っていたけど、それ竜一もそうなんじゃ?
自分の計画に巻き込まれて関係のない人たちまで苦しめていることに、竜一自身も少しずつ苦しんでいるような。
その竜一の苦しみを見透かしているのが曽根村なんだよね~。この二人の対峙シーンはすっごくいいよね毎回!
「疲れた顔してるな」
「いまさら説教ですか」
このシーンのやり取りすごく好きーもっと見たい!
胡坐をかく竜一の姿、姿勢、鋭い目つきがさ、裏社会の人のそれっぽくなるんだよね。
そして曽根村は竜一の全てを知る人間だからこそ、竜一も気が張り詰めていて、2人の間の緊張感がたまらないです。
竜二から源平に身元がバレたと知らせを聞いてあわてて密会部屋に行こうとしたとき、ずっと避けていた美佐が待ち構えていた。
このシーンはほんとに辛くて

美佐は、たった一人になってしまった大切な家族を守りたいだけなんですよね。
兄竜二の復讐をあなたが手伝っていて、兄にもし何かあったら、あなたを一生許さない。
あまりに辛い言葉を美佐に投げつけられる竜一。自分も兄なのに。
きっと美佐も、和田が兄竜一だと知ったら、この時自分はなんてひどいことを言ってしまったのだろうと悩み苦しむだろうな。
美佐にそんな言葉を言わせていることにも、竜一はきっと苦しんでいる。
竜一ーー!!辛すぎるよーーー







このあとの竜一の背中・・・たまりませんよ。こんな力ない背中。
そして決意してしまうんですね。竜二を計画から外そうと。
竜二が語る「復讐のそのあと」。まるで夢物語のような。
それを聞きながら竜一が思ったことは?
有り得ない、ってことだよね。過去の「因縁」があるから。
竜二はそれを知らないから夢を語れる。
お前は復讐計画から外れて美佐と2人で楽しく暮らせ。
「好きなんだろ?いいじゃねえか、血は繋がってないんだし…」なんて言葉で誤魔化そうとしたけど、無理でした。竜二はなにをトチ狂ったか、竜一まで美佐のことを妹以上に思っているんじゃ?なんて邪推まで。だから本当のことを言わざるを得ない。
人を殺したことを。
言えなかったよね。ここまで、竜二にすら打ち明けられなかった罪。
「もう苦しまず、誰も苦しめず、日の当たる道を堂々と歩いて行ける。
俺とお前はもう違うんだよ…」
言い訳の出来ない殺人を犯し、普通の生活を送ることは許されない自分の人生に、大切な二人を巻き込みたくない。
お前は復讐から外れろ。
竜二に真実を打ち明け、ホテルの部屋を出て会社に戻ろうとしたけど、そこには自分のことを疑いもせず仕事に邁進し成果を上げて達成感を分かち合う、あまりにも健全でまともな自分の部下たちの姿。
自分の会社なのに、そこは完全に自分とはかけ離れた世界。
自分の会社なのに、そこに自分の居場所はない。
会社を出て、行き場を無くして、まるで死人のように街を彷徨う竜一。
凛子が語る、ブラジルで初めて出会った時の竜一…放っておいたら死んじゃいそうな目をしていたと。
きっと、今この時の竜一も。
自分をこの世につなぐものは、自分が何者なのかを証明するのは、弟竜二との絆だけ。
その竜二に別れを告げれば、自分はいったい、何者なのか?
埠頭に佇む竜一の横顔を見ていたら、このまま海に飛び込んじゃうんじゃないかって

だから竜二がこの場所に辿り着いてくれて、ホッとしたよー。
そしてそのあとのシーンは・・・涙涙でした。
悲しみと孤独と後悔…苦悩の果てで今にも溺れそうになっている竜一に、一番欲しかった言葉をかけてくれたのはやっぱり竜二でした。
「それでも俺は、お前と一緒に行くぞ。お前と俺は2人で一つだろ?」
そう言って竜一を抱きしめる竜二。
溺れかけていた海で、投げ込まれた浮きにやっと手を伸ばすように、竜二の身体に必死で縋り付く竜一。
ずっと堪えてきた涙が、とめどなく溢れて止まらない。
2人とも声を押し殺して咽び泣く。
このシーンの2人に、玉木くんの演技に圧倒されました。。。
この抱擁シーン、音楽もなく、台詞もなく、ただ静かに声を殺して泣くふたりの呼吸だけが聞こえる。
真っ暗な夜の闇に浮かぶ二人の涙が光る。
胸を打つ、秀逸なシーンでした。
第1回で「これからはずっと一緒だ」と言って再会した兄を抱きしめた竜二。
あの時よりさらに強く結び直された兄弟の絆。
と、こんなにも強く結ばれた二人が、なぜあの衝撃の初回冒頭シーンのようなことになるんだろう?となおさら想像がつきません!
竜二、最後まで竜一を見捨てないでね…でも二人の間の小さなズレが、やがて大きな亀裂になるとかならないとか…ああ!気になる!!早く次が見たい!!!
竜二もとうとう源平に自分の素性がバレてしまいました。でもまたも機転を利かせた切り返しが素晴らしかったです。
ただそれは、身を切るような辛い言葉を誰よりも愛する両親に向けることになった。
「私は弱い負け犬のような両親のようにはならない、強い側に行きたい」
これは惨めに死んでいった両親への最大の侮辱。
自分の口からそんな言葉を吐かなければならなかった竜二は、自分の言葉に深く傷ついたでしょう…。
竜二への恋心によって変わっていくまゆみお嬢様、そんなまゆみに対して竜二の罪悪感は?
この二人の関係性も目が離せません。
そしていよいよ源平妻が!斉藤由貴さん覚醒か?!←何を期待している

はぁ~、とにかく今回は苦悩する竜一にすべて持っていかれました。苦しい。
苦しみ抜くふたりの兄弟、そして妹美佐に、少しでも幸せになってほしい。
でもきっと、竜一にはそれは許されないんでしょうね。
なによりも竜一自身が自分を許せないから。
はぁ~~

この記事へのコメント
三毛猫コフィ
ラストはもらい涙が…そうなりますよね。
私は“ただ君を愛してる”映画の写真展で右頬を流れる涙…なんてきれいな涙!! 今でも焼き付いています。
笑わない凛子の竜一に寄せる母親のようなコメント。
凛子の今までも知りたいし、もしかしたら源平のたどった人生さえ…。
本当の悪党は皆無なのかも。
久しぶりに一時間が30分に感じる良きドラマです。
トマト
はぁ~~・・こんなにも玉木くんの泣きの演技で疲れ果てたのは、
義朝が父を斬れずに慟哭するシーン以来でした。
無音の中で竜二が発した「お前と俺は二人で一つだろ」の言葉に、
一筋の光に縋る竜一。
泣き叫ぶわけじゃなく声を殺した竜一の抱えるものの大きさがひしひしと伝わってくる。暗い瞳から堰を切った様に溢れて止まらない涙、涙 同じく号泣してしまった。
今までにも多くの人物を演じて泣きのシーンも沢山あったけど、
こんなにも泣きの芝居で、玉木くんの役者としての引き出しの多さに、感服です!(上から何様?)
美佐までがが段々と真実を知っていく。美佐を守る為にしているのに3人の歯車がギシギシと狂い始めてしまった。
竜一はもう先へ進むも地獄。戻ることさえ出来ない過去の地獄。
復讐が復讐の連鎖を生んでいく。
こんな汚れた役をやってみたかった玉木くんの想い入れは苦悩と葛藤に苦しむ凄く難しい人物、もう竜一そのものになってる。
これからの2人の進む道を思うと切なくて悲しい・・
パープルポテト
テレビドラマは映画に比べてアップか多いと感じていましたが、今回はその効果を十分に感じ味わわせてもらった回でした。ホント、音楽も無しで表情だけで語れるんですよね。だからこそ、あそこに音楽を付けようという誘惑に耐えた担当者さんに感謝します。
凛子は竜一に付いてきたのだと思っていたけれど、実は守りに来たのか? 美佐と母には愛情の不足だけではない何かがもっとあるのか? いろいろ想像が膨らみます。
今までも、二人の人物の対峙する場面がとても力が合って見応えたっぷりだったのですが、今回は特に竜一・竜二のがっつり二人のシーンのおかげで、満足度が上がりました。
パープルポテト
こば
でも、最後はドラマの冒頭シーンのように破滅に向かうのかと思うと、やるせないです。
それと、曽根村の存在感がすごいです。曽根村が出てくると、なんか安心します。
まさか二人の父親? まさかね!!!!!
追伸
数字が落ちているのが不思議です。こんなに良い内容なのに。
レミママ
リピ3回共泣き、すももさんのブログを読んで泣き、玉木さんの涙には、やられちゃいますよね?
細田さんの地味な演技も良いし✨今野さんも面白くて良いです✨
私はTVは録画派で少しでも視聴率を上げる為に玉木さんのドラマだけは…と思うのですが主人に邪魔されずじっくり見たいのが理由です。
玉木ファンの娘も姉も毎回録画して見ているようで「視聴率が高いの低いのって?騒ぎ過ぎ…今どき本当に見たいTVこそ録画して見てるから、気にした事もないし、視聴率なんて友人同士で話題にもならない」との事でした☺
すもも
『ただ君』や『恋愛小説』の玉木君の泣き顔はほんっとーに美しいですよね!まさに「女優泣き」
今回の竜一の涙は本当に辛い涙でした。そういえば『悪と仮面のルール』のラストの文宏の泣き顔もたまりませんでしたよね…。
凛子は竜一に対してどういう行動に出るんでしょうね。今回の「ブラジルで会った時」エピを聞いたら、ちょっと読めなくなりました(^^;
すもも
義朝の慟哭!それもありましたね〜(T_T)
竜二の言葉、竜二の存在は、まさに竜一にとって絶望の底に唯一残ったひとすじの希望の光ですね。2人の声を押し殺した号泣シーンは、何度見ても思い返しても、胸に迫ります。
玉木君も一生君も、演じがいがある役だったでしょうね。他の役者さんたちも。一人一人の人物の心のひだを丁寧に物語っていくタイプのお話だから。
今回の2人を見ていると、ますますあの初回の2人がどうか誰かの妄想とか夢オチであってくれ!と祈らずにはいられません…。
すもも
見直してみたら、竜一が美佐に「竜二に何かあったらあなたを許さない」と言われるシーンも無音でした。それが緊張感を盛り上げるなぁと思いました。
凛子の今後の動向が気になりますよね。源平妻が何を言うのかも!あらすじによると、彼女が倒れて源平がめっちゃ動揺するとか…源平に対してもますます情がわいてしまう〜(>_<)
竜一竜二の関係性は、今回揺るぎない絆で結ばれたように見えるのに、今後どうなるのか…早く次が見たいです!
すもも
竜二が美佐のことで竜一に対してちょっと嫉妬めいたことを言いだした時は、ああこのままダメになっちゃうのか!とハラハラしたので、切れかかった絆をまた結び直せて本当にホッとしましたね〜。あの初回のシーンは誰かの妄想か夢であればいいのに!と本気で思います。
曽根村とのシーン大好きです。竜一がやはり曽根村に対しては他の誰とも違う緊張感やバリアを張って対峙しているのがわかるから。この2人のシーンも見応えありますよね。2人の父親説、確かに気になります!
いま数字が取れるのはみんな1話完結モノばかりですからね〜。視聴者に10話分ストーリーを追うだけのこらえ性がなくなっているんだなぁと思います。悔しいけど、私たちが気にしてもしょうがないので、私はドラマを楽しみます!
すもも
玉木君一生君達だけじゃなく、他のキャストさん達もみんないいですよね!今野さんもお気に入りです。
数字が取りにくい作品だろうなとは思ってましたが、やはりかーという感じです。復讐劇だけど、毎回カタルシスがあるような、サクサク復讐が進むタイプのストーリーじゃないし、ましてや1話完結タイプでもないしね。でもきっと、玉木君たちはすごくやり甲斐があっただろうなぁと思うし、もう完全に撮り終わってるのは却って良かったですよね。視聴率なんて視聴者にはなんの関係もないことですもんね。いいに越したことはないけど、私も気にしません!